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Jun 08, 2023

祈りで団結：教皇、カトリック暦にコプト正教の殉教者を追加

Papa Francesco riceve uno stipendio per incontrare il papa copto ortodosso Tawadros II di Alessandria d'Egitto

エジプト・アレクサンドリアのコプト正教教皇タワドロス２世と会見した教皇フランシスコは、２０１５年にイスラム国によって殺害された２１人のコプト教殉教者に追悼の意を表し、彼らは正教ではなくキリスト教徒であるために殺されたと指摘した。 そして、彼らがミサでカトリック教徒によって記憶され祝福された本の長さの聖人カレンダーであるローマ殉教録に追加されると発表した。

2023年5月11日、バチカンの使徒宮殿の図書室での会合中に、エジプト・アレクサンドリアのコプト正教教皇タワドロス2世が2015年にイスラム国のテロリストによって殺害されたコプト教殉教者21人の聖遺物の一つにキスする教皇フランシスコ。 (CNS写真/バチカンメディア)

バチカン市国（CNS） -- 教皇フランシスコは、エキュメニカルな対話に対する前任者の真剣な取り組みを引き継いでいるが、その真剣さを強調するエキュメニカルな姿勢も示している。

5月11日、エジプト・アレクサンドリアのコプト正教教皇タワドロス2世との公式会談で、教皇フランシスコは、2015年にリビアでイスラム国の戦闘員によって殺害されたコプト教の殉教者21人をカトリック聖人カレンダーに加えると発表した。

教皇フランシスコは、21人も今日のほとんどのキリスト教殉教者と同様、所属宗派のせいで殺されたのではなく、単にキリスト教徒だったから殺されたと繰り返し述べた。 コプト教の殉教者たちは「私たちのものでもある」と彼は言った。

使徒宮殿の図書館で会合したタワドロス教皇は、教皇フランシスコに特別プレゼンテーションを行った。

教皇フランシスコは、「2015年2月15日にリビアで殺害されたコプト教の殉教者の遺物という貴重な贈り物に感謝の言葉もない」と述べた。

「これらの殉教者たちは水と御霊によるバプテスマだけでなく、血、キリストに従うすべての人にとっての一致の種である血でもバプテスマを受けました」と彼は述べた。 「本日、法王の同意を得て、これら21人の殉教者が私たちの二つの教会を結び付ける霊的交わりのしるしとしてローマ殉教記に加えられることを発表できることを嬉しく思います。」

6,500人以上の個人名と7,000人近くの無名の殉教者「同胞」が記された殉教記は、カレンダーとして整理されている。 そこには、カトリック教会で毎日祝われる聖人や祝福者のリストが掲載されており、それぞれの短い伝記が記されています。

800ページを超えるこの殉教学は、毎日のミサでどの聖人が追悼されるかを決定する基礎となるため、目録や歴史ではなく、典礼書とみなされます。

カトリック教徒、正教会、英国国教会、主流派プロテスタントは、何百人もの同じ聖人や殉教者を認めています。なぜなら、彼らは教会が分裂する何世紀も前からその神聖さが讃えられてきたからです。

教皇フランシスコがやったことは新しいことだ。

「これは初めてのことだ」とキリスト教一致推進国務長官のブライアン・ファレル司教は語った。

同氏は、エキュメニカルな会合や祈祷会の際、別の伝統の聖人や殉教者を「非公式に記念する」のが一般的だが、「彼らを殉教の対象とするという決定は一度もなかった」ため、正式に「聖人の祈りの中に含める」と述べた。私たちの教会です。」

タワドロス法王はフランシスコ法王との会談後、記者団に対し、フランシスコ法王が聖遺物のために「特別な祭壇を設置する」と約束したと述べた。

そして、訪問中に交換されたのは現代の21人の殉教者の遺物だけではなかった、と同氏は述べた。

教皇フランシスコは、4世紀の殉教者であるアレクサンドリアの聖カタリナの聖遺物をコプト教徒に贈呈した。

教皇フランシスコの殉教数への追加の発表は大きな行動であったが、コプト教指導者の訪問中に彼が行った唯一の行動ではなかった。

タワドロス教皇は、5月10日に毎週行われる一般謁見でフランシスコ教皇と並んで座り、聴衆に向けて短い発言をする予定だった。

教皇フランシスコもエキュメニカル訪問について短い発言をする予定だったが、計画では、福音宣教への熱意についてのシリーズを続けて、通常の謁見者向けの講演も行うことが求められていた。

その代わりに教皇は主要な講演を省略したため、壇上に並んで座る二人の教皇の間にはさらに平等感が生じた。 そして、聴衆の終わりに、彼はサンピエトロ広場の群衆に祝福を与え、タワドロス教皇にも同じことをするよう招待した。

タワドロス教皇による聖遺物贈与と、カトリック教会が聖人カレンダーに殉教者たちを加えるとのフランシスコ教皇の発表を除いて、5月11日の正式な会合は、教皇図書館でのスピーチと贈り物の交換という長年確立されたプロトコルに従って行われた。続いてホールの先にあるリデンプトリス・マーテル礼拝堂で共同の祈りが捧げられました。

コプト教指導者の訪問に対する教皇フランシスコの最後のしぐさは、タワドロス教皇が彼の祝福を受けて、教皇フランシスコの大聖堂である聖ヨハネ・ラテラノ大聖堂でイタリア在住のコプト教徒のための聖典を祝う予定だった5月14日に予定されていた。ローマの司教。

バチカンの「エキュメニズムに関する原則と規範の適用に関するディレクトリ」は、カトリック教会は「通常、カトリック礼拝のために確保されている。ただし、カトリック教会と完全な交わりを持たない司祭、牧師、または共同体が場所や典礼を持たない場合には、」と述べている。彼らの宗教的儀式をふさわしいものとして祝うために必要な物品を提供する場合、教区司教は彼らに教会やカトリックの建物の使用を許可し、また彼らの奉仕に必要なものを貸与することもできる。」

タワドロス教皇は5月11日、記者団に対し、教皇はローマに4つの小教区を持っているが、どの教会も非常に小さく、教皇とともに信者が集まることはできないと述べた。

「（聖ヨハネ・ラテラノで）この典礼を祝うことは、私たちの２つの教会間の友愛のしるしです」と同氏は語った。 彼はまた、2018年に彼と彼のコミュニティが壁の外の聖パウロ大聖堂で聖体を祝う許可を与えられたことにも言及した。

コプト教会は、北アフリカ、中東、インドのキリスト教共同体である東洋正教の教会の一つで、最初の3回のエキュメニカル公会議で採択された教えを受け入れましたが、カルセドンで開催された第4回公会議のキリスト教学的定義を拒否しました。 451年に。

しかし、神学的およびエキュメニカルな対話を通じて、東洋正教会と主流派キリスト教共同体は、それらの違いは用語の問題であり、本質ではないと結論付けました。 1971年から1996年にかけて、独立した各東方正教会の指導者は、聖パウロ6世または聖ヨハネ・パウロ2世と、キリストの人間性と神性に対する共通の信仰を確認する宣言書に署名した。

タワドロス教皇は記者団に対し、「和解と団結には長い道のりが必要だが、これは15世紀にわたる分離を経て実現している」と語った。

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教皇フランシスコは手術から合併症もなく順調に回復していた。 彼はすでに仕事をしていて冗談を言いながら、外科医長に冗談でこう尋ねた。

今年は、サン ピエトロ広場に聖遺物が保管されていたリジューのサン テレーズの生誕 150 周年と列福 100 周年を記念します。

教皇フランシスコは6月6日午前中、予定されていた検査のためローマのジェメリ病院で過ごした。